前へ
次へ

食べ比べという提供方法

今は、なんでもかんでも「食べ比べ」ができるセットにて提供されていて、いわゆる、優柔不断の人にはありがたいサービスではないでしょうか。味を比べる、香り、色味、そうした内容ですが、産地で比べることもできます。例えば、地酒もそうです。こだわりの水、原材料はシンプルで同じなのに、その地域の水で仕込むことで、まったく別物になります。シーフードレストランでは、生牡蠣を提供してくれます。大きさもまったく別物です。最近、話題なのが「厚焼きたまご」の食べ比べです。味は店ごとに異なり、専門店まであります。比較的あっさり味、濃い味、やや弾力のある歯ごたえ、まろやかな甘さが特色というように、お品書きされた数種類の厚焼きたまごを比べる機会など、そうそうないでしょう。なかには、7時間も寝かせた生地を銅鍋に流し、炭火でじっくり焼き上げる、まるで焼きプリンをつくるような厚焼きたまごまであります。温かいうちに、冷やして、常温で、舌で感じる温度変化でもおいしさは変わってくるのだそうです。

Page Top